奥の院まで下りてきました。
地図をご覧いただけばわかるように、奥の院も麓からはまだ離れた山中にあります。
通称「命婦谷」と呼ばれるように、ここは山中の谷ですから周囲は鬱蒼とした森、社殿にポツリポツリと灯火が灯る様子は幻想的で、神様の結界にいることをひしひしと感じます。
ま、それが12月28日の寒空、辺りには誰もいない状況だと、神秘的と言うよりは寒気が走るような状況でしたよ(笑
ここ「京都伏見のお稲荷さん」は多くの木々に囲まれていますが、コレと言った御神木はありません。 お稲荷さんが神木としているのは杉の木ですが、稲荷山に生えている杉の木全てが神木です。
この神木の小枝は「しるしの杉」として、参拝者が拝受することができます。
初詣だけではなく、ぜひ2月初午の日の午前8時から始まる「初午大祭」にも来てください。 「しるしの杉」を拝受することができますよ。
さて、登って来たときにくぐった千本鳥居を逆にくぐって、本殿のほうに向かう事にしましょう。
あ、ちょっと待って! そこで振り返ってくださいませんか?