稲荷大社(官幣大社 稲荷神社)は京都でも「伏見のお稲荷さん」として親しまれています。
・・・と言うか、「お稲荷さん」と言えばココのことです。
お稲荷さんは「商売の神様」として有名で、各地に3万以上(一説に4万以上)も稲荷社がありますが、伏見稲荷が総本社になります。 あとで詳しくお話しますが、もともとは「稲が生る」から「いなり」と呼ばれたのが始まりで、五穀豊穣を願った神様です。
後に良縁祈願・病気平癒・商売繁昌などが願われるようになり、今では加えて産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神として信仰を集めています。
祭神は「宇迦之御魂大神(うがのみたまのおおかみ)」が主神、「佐田彦大神(さだひこのおおかみ)」・「大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)」・「田中大神(たなかのおおかみ)」・「四大神(しのおおかみ)」の五人(組)の神様です。