一ノ峰(上之社神蹟)に辿り付きました。
稲荷山の最高峰(標高233m)、もともと本殿があったと伝えられている場所です。
秦伊呂巨が矢の的にした餅が白鳥に変じて降り立った場所、すなわちお稲荷さん発祥の地の第一という事になります。
現在は末広大神が祀られていますが、もともとはお稲荷さんの上社(上之社)があったと伝えられている事から、上之社神蹟と呼ばれます。 神蹟には多くの逸話や伝承が残ると共に、特に古い神蹟からは考古学的な埋蔵品が出土することもあります。 ここからは勾玉が出土しており、伝承によれば石室は海石で石棺らしきものがあるとの事です。
先にお話した清少納言の「うらやましげなるもの」のお話ができたのは長者社から一ノ峰までの200段におよぶ石段でのことで、延々と続く階段は確かにキツいものがありますよ(笑
頑張って登りましょう☆