800 | 結婚はデザートよりスープが美味しいコース料理である。 | オーマリー |
801 | 結婚は一切のものを呑み込む魔物と絶えず戦わなくてはならない。その魔物とはすなわち―――習慣のことだ。 | バルザック |
802 | 結婚は顔を赤くするほど嬉しいものでもなければ、恥ずかしいものでもないよ。 | 夏目漱石 |
803 | 結婚は死と同じである。取り越し苦労は無用である。 | ヘラルド |
804 | 結婚は雪景色のようなものである。はじめはきれいだが、やがて雪解けしてぬかるみができる。 | 山本有三 |
805 | 結婚は多くの苦痛を持つが、独身生活は喜びを持たない。 | アレティーノ |
806 | 結婚は鳥カゴのようなものだ。カゴの外の鳥は餌箱をついばみたくて中へ入りたがり、カゴの中の鳥は空を飛びたくて外へ出たがる。 | モンテーニュ |
807 | 結婚は夫、または妻によって創り出されるものではなく、逆に夫と妻とが結婚によって創られるのだ。 | マックス・ピカート |
808 | 結婚へは歩け。離婚へは走れ。 | ユダヤの格言 |
809 | 結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。これまで見たものの中で最も美しかったものは、腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。 | グレタ・ガルボ |
810 | 結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。宝くじなら当たることもあるのだから。 | バーナード・ショウ |
811 | 結婚を尻込みする人間は、戦場から逃亡する人間と同じだ。 | R・L・スティーブンソン |
812 | 結婚――いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。 | ハイネ |
813 | 結婚式もお葬式も同じようなものです。違うのは、もらったお花の香りを自分でかげることくらいよ。 | グレース・ハンセン |
814 | 結婚生活で一番大切なものは忍耐である。 | チェーホフ |
815 | 結婚生活とはいわば冷蔵庫のようなものである。冷蔵庫に入っている限られた素材で、いかにおいしいご馳走を作り出すか、それに似ている。決して、他人の冷蔵庫を羨ましがらないことだ。 | 柴門ふみ |
816 | 結婚生活に幸福を期待しすぎて、失望しないように気をつけなさい。ウグイスは春に2、3ヶ月だけは鳴くが、卵をかえしてしまうと、あとはずっと鳴かないものだ。 | トーマス・フェラー |
817 | 結婚生活の意は雨のようなものだ。初めに人はこう言う。「一体、いつ降り始めたのだろうか?」 二度目の雨でこう言う。「もう雨はたくさんだ。」 そして三度目の雨でこう言う。「もう、本当にあきあきした。」 | ピグミー族の諺 |
818 | 結婚生活をいくらでもほめたたえてよい。しかし自分自信は独身でいたまえ。 | フィールディング |
819 | 結婚生活を末永く導いてゆくものは、普通の意味での恋愛でもなく、また情痴の世界でもなく、それらを経た後に来る慈悲――人間のあるがままの姿への愛情であろう。 | 亀井勝一郎 |
820 | 結婚生活――この寂しい海原を乗り越えて行く羅針盤はまだ発見されていない。 | イプセン |
821 | 結婚前には両眼を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ。 | トーマス・フラー |
822 | 月と恋は満ちれば欠ける。 | ポルトガルの諺 |
823 | 月にむかって、『そこにとどまれ!』などという者があろうか。若い女の心にむかって『一人を愛して心変わりせぬことだ』などという者があろうか。 | プーシキン |
824 | 月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也。 | 松尾芭蕉[奥の細道] |
825 | 健康と自由な一日を与えられれば帝王の栄華も馬鹿らしく思われるほど幸福になれる。 | エマーソン |
826 | 剣は折れた。だが私は折れた剣の端を握ってあくまで戦うつもりだ。 | ド・ゴール |
827 | 権威のある料理人になるよりも透明人間みたいになりたい。 | 斉須政雄 |
828 | 見えないところで友人の事を良く言ってる人こそ信頼できる。 | トーマスフラー |
829 | 賢くなろうとして本や黒板に教えを乞うてはならない。天と地と林と木の葉とは、本当に子供らを賢くするであろう。 | ヤン・アモス・コメニウス |
830 | 賢者は、生きられるだけ生きるのではなく、生きなければいけないだけ生きる。 | モンテーニュ |
831 | 賢明であるということは自分が賢くなれないことを知ることだ。 | ポール・エングル |
832 | 賢明に世俗的であれ、世俗的に賢明であれ。 | クワールズ |
833 | 元始、女性は実に太陽であった。真心の人であった。今、女性は月である。他によって生き、他の光によって輝き、病人のような蒼白い顔の月である。 | 平塚雷鳥 |
834 | 現在の一瞬はこの上なく素晴らしい一瞬である。現在夕食に五分遅れることは、十年間の大きな悲しみより重要である。 | サミュエル・バトラー |
835 | 現在一つ持っているほうが、未来において二つ持っているより値打ちがある。 | ラ・フォンテーヌ |
836 | 現実の自分がもしかしたらなれたかもしれない自分に悲しげに挨拶をする。 | フリードリッヒ・ヘーベル |
837 | 現実よりも記憶の中の女のほうが美しい。 | 落合惠子 |
838 | 現状維持では後退するばかりである。 | ウォルト・ディズニー |
839 | 現代では一回では上手く結婚できることは決してない。やり直す必要がある。 | アルフレッド・カピュ |
840 | 現代の女性は、あらゆることを理解する。ただ、自分の亭主のことだけは理解しない。 | ワイルド |
841 | 言えるなら言って「愛してない」と。それを聞いたらあなたの人生から出て行くわ。 | グッド・ウィル・ハンティング[映画] |
842 | 言葉でも文章でも相手がわからなければ何にもならないんだもの。 | 五島昇 |
843 | 個人の自由もつぎの点では制限されねばならない。つまりかれは外の人達にたいして厄介なものになってはいけない。 | J・S・ミル |
844 | 個体が造りあげたものもまた、その個体同様に遺伝子の表現型。 | リチャード・ドーキンス |
845 | 古きを温ねて新しきを知らば以って師たるべし、と。 | 孔子 |
846 | 古き良き時代。全ての時代は古くなると良くなるもの。 | バイロン |
847 | 古くなって値打ちが出るものを私は二つしか知らない。酒と恋する男である。 | べガ |
848 | 孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである。 | 三木清 |
849 | 孤独が怖ければ結婚するな。 | チェーホフ |
850 | 孤独だということは人と違う人間だということ。 | スーザン・ゴードン |
851 | 孤独でいかに暮らすかを知らない者は、忙しい群集の中でいかに忙しく暮らすかも知らない。 | ボードレール |
852 | 孤独とは、港を離れ、海を漂うような寂しさではない。本当の自己を知り、この美しい地球上に存在している間に、自分たちが何をしようとしているのか、どこに向かおうとしているのを知るためのよい機会なのだ。 | アン・シャノン・モンロー |
853 | 孤独の寂しさが人間の心を静かに燃やしてくれる。 | 前田夕暮 |
854 | 孤独の生活の目的とは、もっとゆうゆうと、もっと気ままに暮らすというただ一つであると私は信ずる。 | モンテーニュ[随想録] |
855 | 孤独は、知恵の最善の乳母である。 | M・シュティルネル[唯一者とその所有] |
856 | 孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。 | バルザック |
857 | 孤独は厚い外套である。しかし、心はその下で凍えている。 | コルベンハイヤー |
858 | 孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の”間”にある。 | 三木清 |
859 | 孤独は内に閉じこもることではない。孤独を感じるとき、試みに、自分の手を伸ばして、じっと見詰めよ。孤独の感じは急に迫ってくるであろう。 | 三木清[人生論ノート] |
860 | 孤独は優れた精神の持ち主の運命である。 | ショーペンハウエル |
861 | 孤独――訪ねるにはよい場所であるが、滞在するのには寂しい場所である。 | ヘンリー・ショー |
862 | 己の感情は己の感情である。己の思想も己の思想である。天下に一人もそれを理解してくれる人がなくたって、己はそれに安んじなければならない。それに安じて恬然としていなくてはならない。 | 森鴎外 |
863 | 己の欲せざることは人に施すことなかれ。 | 孔子 |
864 | 枯れない花はないが、咲かない花はある。世の中は決定的に不公平だ。 | 西尾維新 |
865 | 虎は死して皮を残し、人は死して名を残す。保険に入っていれば金を残す。 | 吉行淳之介 |
866 | 互いに自由を妨げない範囲において、我が自由を拡張すること、これが自由の法則である。 | カント |
867 | 吾十五にして学に志し三十にして立つ。 | 孔子 |
868 | 吾人は自由を欲して自由を得た。自由を得た結果、不自由を感じて困っている。 | 夏目漱石 |
869 | 悟りとは平気で死ぬことではない。 | 正岡子規 |
870 | 誤りと無知とによって作られた幸福など、私は欲しくない。 | ジード |
871 | 誤りを犯さなければ、人生は非常に面白いものである。 | ジョルジュ・カルパンティエ |
872 | 光の街があるなどということは嘘だ。世界が一つのかがり火になるなどということはない。すべての人が自分の火を持ってるだけ、孤独な自分の火を持っているにすぎない。 | J・スタインベック |
873 | 口で何を言っても本心を隠すことはできません。 | エマーソン |
874 | 口先だけで「愛してる」と言われても簡単に無視できるけど、態度で示されると、ついほだされてしまう。 | スタンレー・ムーニーハム |
875 | 向こうはとても美しい。 | トーマス・エジソン |
876 | 好きなことを書きなさい。 | オーヘンリー |
877 | 好きなものを手に入れることが肝心だ。 | バーナード・ショー |
878 | 幸いなるかな、独りありて、今日をわがものぞといいうる人は。 | ホラティウス |
879 | 幸いなるかな心貧しき人天国はかれらのものである。 | イエスキリスト |
880 | 幸せでありたいというのか。まず苦悩することを覚えよ。 | ツルゲーネフ |
881 | 幸せとは「瞬間」的なものだ。ほとんど毎日、幸せな瞬間なら、少なくとも一度はある。 | メイ・サートン |
882 | 幸せとは欲しいものを得たり、なりたいものになったり、したいことをしたりするところから来るものではなく、今得ているもの、今していることを、あなたが好きになるところから生まれる。 | トリーチェ |
883 | 幸せは去ったあとに光を放つ。 | イギリスの諺 |
884 | 幸せは経験するものではなくて、あとで思い出してそれと気づくものだ。 | オスカーレバント |
885 | 幸せは途切れながらも続くんです。 | 草野正宗(スピッツ:歌手)[スピカ] |
886 | 幸せを語りなさい。あなたの苦悩を除いたところで、世界は悲しみに満ちているのだから。 | オリソン・スイート・マードン |
887 | 幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ。 | 甲本ヒロト |
888 | 幸や不幸はもういい。どちらにもひとしく価値がある。人生にはあきらかに意味がある。 | 業田良家[自虐の詩] |
889 | 幸運がもたらされても、その全てを使ってはいけない。 | コンフューシアス |
890 | 幸運といい、不運といい、それは後になって言えることである。ただ自分がよいと思うところを現実の条件から裏付けし、あとは勇を鼓して一歩踏み出すだけである。 | 大川博 |
891 | 幸運に恵まれたときも不運なときも断固として最善を尽くすことが人生の意味を深めるだろう。 | キングスレイ・ウォード |
892 | 幸運の女神は準備されたところにやってくる。 | パスツール |
893 | 幸運は大胆な人たちに笑いかける。 | ヒポクラテス |
894 | 幸福、それは君の行くてに立ちふさがる獅子である。たいていの人はそれを見て引き返してしまう。 | ヒルティ |
895 | 幸福がこの上なく大きい場合には微笑と涙が生まれる。 | スタンダール |
896 | 幸福だから笑うわけではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい。 | アラン |
897 | 幸福であるだけでは十分ではない。他人が不幸でなければならない。 | ジュール・ルナール |
898 | 幸福であるという義務ほど、私達が低く評価している義務はない。 | ロバート・スティーブンス |
899 | 幸福であろうと思えば、「こうでさえあったらなあ」という言葉をやめて、その代わり、「今度こそは」という言葉に変えなさい。 | スマイリー・ブラントン |